就農検討会

ほんとうはまったり穏やかに生きたい

「生産者になる以外で農業に携わりたい人」にオススメの1冊

Amazonkindleで読みました。

スマホで読めるので隙間時間に少しづつ読み進められてとても便利。

今まで使ったことがなかったけど、ビジネス本とかなら読めるし十分といった感じ。

自分にとって新しい方法で読書してみましたが、同様に今回の本はタイトルの通り「新」農業としていろんな新しい形を紹介しています。

 

『稼げる! 新農業ビジネスの始め方』

著者:山下 弘幸

発行所:株式会社すばる舎

2018年9月25日発行

稼げる! 新農業ビジネスの始め方 | 山下 弘幸 |本 | 通販 | Amazon

まだまだ類書が少ない農業ビジネスの解説書。知られざるチャンスに溢れた新時代の農業の実態と、そこへの参入方法がしっかりわかります!

 

情報収集をする中で、栽培方法の本や植物の生態の本も読んでいますが、実用的なビジネス本としての農業本も読むべきではないか?と考え読み始めました。

2018年発行で5年以上経過しているが、十分勉強になる内容でした。

 

生産者になる以外で農業に携わる人におすすめとは書きましたが、本書の著者も元は生産者=つくるだけの人であったこともあり、生産者の目線も取り入れられた内容になっています。

 

農業のビジネス化=工業化について、成功例を含めて多くのページが割かれています。成功例として挙げられている農家、農業法人の情報は参考に詳しく調べてみなければなと思った次第。農業に染まっていない、ビジネス感覚や社会人の常識を持った人こそがこれからの農業に求められる資質であることも記載されている。

 

就農に際しては、農業法人で経験や人間関係を作ることをおすすめし、年間1,000万円の報酬を得ることを話題の中心としている。この点は、個人事業主として就農するというよりもある程度の規模を持った農業法人を想定した内容になっていると思われる。

農業の始め方のパターンも3つ紹介されているが、いまのところはローコストで始める堅実路線かなぁ、リスクが少ないし(時間はかかるけど)

 

また、生産者以外に農業コンサルタントや他業種との組み合わせによる農業関連の新たなサービスが今後生まれる可能性にも言及しており、就農=生産者としてスタートする以外にも方法はあると考えさせられた。どのような形でスタートするにしても狙いを明確に、計画を綿密に行う必要がある。

 

あと、読み返していて思ったのは、やっぱり電子書籍まだ慣れないw!!