就農検討会

ほんとうはまったり穏やかに生きたい

『脱サラして農業に挑戦したい!』人にオススメの1冊

「あぁ~…働きたくない」、「…会社行きたくない…」だれにでもそんな瞬間はあると思いますが、そんな気分の中でぽちっと購入。60日営業で、年収2,000万円いいなあ

 

『最強の農起業!』

著者:畔柳 茂樹

2017年6月5日発行

発行所:株式会社かんき出版

www.amazon.co.jp

 

あらすじはこんな感じ ↓↓

「ブルーベリーファームおかざき」は、営業日は1年のうちわずか60日余りにもかかわらず、年収は2000万円を超えている。
正社員は私以外に誰もいないし、営業期間中のみアルバイトが10名ほど手伝ってくれているに過ぎない。
従って労働時間もかなり短い。〈中略〉斜陽産業の農業でありながら、この生産性の高い農業を可能にしたのは、次の3本の柱によるところが大きい。
それは、「無人栽培」、「観光農園システム」、そしてネットとメディアを活用した「IT集客」。
農業では、1人当たり・時間当たりという生産性の発想も乏しく、観光農園というお客様と直接つながれるスタイルは数少ない。
さらにネットやメディアを活用したIT集客も著しく立ち遅れているから、私がやっていることは効果が絶大だ。
スモール&コンパクトな事業で生産向上を追求していったら、この3つにたどり着いた。―「プロローグ」より

 

【感想】

会社員経験が役立つ、IT・メディア活用による集客が大切、生産性の高い農業を実現している、といった成功している新規就農者の共通項は当然のように書かれている。

再現性の点からいっても、ある程度都市部に近い(1時間くらい?)場合やもともと観光農園をやっている場合は高そう。反対に、あまりに都市から距離がある場合や集客が難しい立地ではちょっと苦労しそうな印象。

 

ランニングコストは自動化と果樹という農作物の特性上低いが、観光農園として成立する集客を行えることが条件ぽい。果樹なので準備期間が必要になるのでその点、筆者はかなり準備期間が(それと多分資金も)豊富にあり、恵まれたパターンな気がする。

でも果樹はいいよなぁ、野菜より始めるハードルは高いけど高価格で売れる可能性も高い気がする??

果樹も詳しく調べるべし!!