映画化もされた書籍です。
以前から名前は知ってはいましたが、映画は見たことなく、本書で初めて詳しく内容を知りました。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫) | 石川 拓治, NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班 |本 | 通販 | Amazon
読後の感想としては、まずはよくやるなぁ、簡単にはできないよとの思いです。
また、木村さん(本書の主人公?リンゴ農家)の義理のお父さんをはじめとした家族はよくついて行ったというか、木村さんを止めなかったなあと関心。
そのあたりは、家族にも真剣さや必死な様子が伝わっていたんだと思うし、人柄がそうさせる部分があるんだろうなぁ。
いかに儲けるかとか、うまくやるかということとは別の、植物や自然と向き合うことの面白さや困難さを改めて思い出させてくれる本だと思います。
ロマンがあります。
ここまで徹底的にやる人はそうそういないし、人生をかけているから哲学的というか、大げさに言うと、どう生きるべきかみたいなことを問いかけられているように感じる。